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お口のおはなし  第10話  歯周病編(2)

お口のおはなし

歯周病の分類

●現行の歯周病分類は、1999年に導入され、8つのグループに分けている。

1. 歯肉炎
 ・歯科プラーク性歯肉炎
 ・非プラーク性歯肉炎
2. 慢性歯周炎
 ・限局型
 ・広汎型
3. 侵襲性歯周炎
 ・限局型
 ・広汎型
 ※歯周炎は、さらに軽度、中等度、重度に分類
4. 全身疾患による歯周炎
 ・血液疾患による歯周炎(例 白血病)
 ・遺伝疾患による歯周炎(例 ダウン症候群)
5. 壊死性歯周疾患
 ・壊死性潰瘍性歯肉炎
 ・壊死性潰瘍性歯周炎
6. 歯周潰瘍
7. 歯内病変による歯周疾患
8. その他の歯周組織変化と病態
                                                                                                                                               

 

【 歯肉炎 】

プラークによって引き起こされる歯肉炎は、歯周病の中で最もよくある形態である。

 歯肉炎に典型的に認められるような特定 細菌はな い。
 歯肉炎によって、正常な歯肉は形状と色に変化をきたす。
 歯肉縁は腫脹し、より赤色または紫色になる。
 炎症によって血管に変化が生じ、歯周ポケット内の歯肉滲出液が増加する。
 歯肉溝滲出液の量は、炎症の程度に比例する。
 ブラッシングやポケットプロービングなどで歯肉に触れると簡単に出血するようになり、
 時には自然出血も生じる。
 歯肉炎の特徴は、歯肉縁に最も顕著に現れ、歯肉に限局されることである。骨の喪失は起こらない。
 歯肉炎は、骨レベルが下がっている歯に生じる場合もある。
 歯肉炎は可逆性(もとの状態に戻ること)であり、治療をすれば治癒する。
 ほとんどの歯肉炎は、細菌性プラークによって引き起こされるが、他の理由で生じることもある。
 細菌性プラークの次に多い 原因は、妊娠期(妊娠性歯肉炎)や思春期などのホルモンの変化である。
 歯肉炎は細菌性プラークなしでも起こり、それらはたいてい皮膚病変やアレルギー反応に関係している。

【 歯周炎 】

どの種類の歯周炎にも共通しているのは、組織破壊と歯周組織の炎症であるということである。

● 慢性歯周炎

 慢性歯周炎の特徴は、ゆっくりと進行することである。
 慢性歯周炎は、歯周炎の中でも最も多い種類で、通常は成人に生じるが小児や青年に生じることもある。
 歯肉縁下に歯石やプラークが存在することが多い。
 発症率と重症度は、加齢と共に上昇する。
 この疾患は細菌性プラークによって発症し持続するが、患者自身の炎症反応も原因に加担する。
 全部の歯のうち30%未満がこの疾患 に罹患している場合を限局型と呼び、30%を超えると広汎型と呼ぶ。

● 侵襲性歯周炎

 侵襲性歯周炎は、急速に進行する。
 慢性歯周炎よりも侵襲性歯周炎の方が遺伝的因子の影響が強い。
   この疾患は、歯石や細菌性プラークとの関連性がより低い。
 常にではないが、多くの場合、歯肉縁下微生物叢に
 Aggregatibacter actinomycetemcomitans (アグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス)や
 Porphyromonas gingivalis (ポルフィロモナス・ジンジバリス) が認められることが多い。
            三芳町藤久保855-403
                  ユナイトみよし歯科     歯科衛生士:H .K
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