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お口のおはなし 第13話 歯周病編 (3)

お口のおはなし

<歯周病と生活習慣病・全身疾患の関係>

・成人の歯周病は生活習慣病との深い関連性があきらかにされている。 

・この時期に適切な口腔ケアを実施していくことは将来への健康につながる

大きなターニングポイントとなる。

・特に歯周病と糖尿病、心疾患、肥満などは互いに影響しながら重症化する傾向があることも

あきらかになっている。

・また歯周病を治療およびケアすることによりこうした生活習慣病の改善に役立つこともわかっている。

 

<歯周病が影響する全身疾患>

1.糖尿病

2.心疾患(虚血性心疾患・狭心症・心筋梗塞)

3.肥満

4.誤嚥性肺炎

5.脳血管疾患(脳卒中・脳梗塞・脳出血)

6.骨粗しょう症

7.早産・低体重児出産

8.喫煙

【糖尿病】

・インスリン(膵 臓で作られるホルモン:細胞が血中からブドウ糖を取り込み、エネルギーとして利用するのを助ける)が不足すると血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が高い状態になる(高血糖)。

この状態が継続するのが糖尿病。

・糖尿病はその原因によって4つのタイプに分けられる。

 

【糖尿病の種類】

・1型糖尿病 : 何らかの原因で膵臓のインスリンを作り出す細胞(β細胞)が破壊され

ほとんどインスリンが分泌されなくなる。子どもや若年者に多くみられる。

・2型糖尿病 : インスリンの分泌障害やインスリンに対する反応が鈍くなり(インスリン抵抗性)

作用が不足する。日本の糖尿病患者の約90%が2型糖尿病であり、中高年に多く、

生活習慣病といわれる糖尿病がこのタイプ。早期では食事や運動で血糖コン トロールできるが

年を重ねるごとに難しくなるため、治療が必須となる。

・特定の原因によるその他の糖尿病 : 遺伝子異常によるもの、他の疾患や薬によるもの

・妊娠糖尿病 : 妊娠中に初めて発見、または発症した糖代謝異常のこと。

 

◎歯周病と糖尿病

糖尿病は喫煙と並ぶ歯周病のリスク因子である。

一方で歯周病は、糖尿病の合併症の一つといわれ密接な相互関係にある。

糖尿病がコントロールされていないと免疫力が低下し歯周病を含む感染症に罹りやすくなる。

また炎症を起こした歯周組織では炎症性サイトカインが増え、血流に乗って肝臓、筋肉などの

組織に運ばれインスリンの働きを妨げて血糖値を上昇させると考えられている。

歯周病治療(歯周ポケット内の細菌を除去)をすることで炎 症性サイトカインが抑えられ、

インスリンの働きが活発になり改善されることがわかっている。

糖尿病の治療では、合併症の発症、進行を予防するために血糖コントロールが重要。

その手段は、食事療法・運動療法・薬物療法の3つが柱となる。

 

【心疾患(虚血性心疾患、狭心症、心筋梗塞)】

心臓は心筋と呼ばれる筋肉からなり、全身に血液を送り出すポンプの働きをしている。

心臓自体は冠動脈という3本の血管で栄養を届けている。

虚血性心疾患は、この冠動脈が動脈硬化などの原因で狭くなったり閉塞したりして、

心筋に血液がいかなくなることで起こる疾患。

運動や強いストレスなどで一時的に血液不足となり主に前胸部、左腕や背中に痛みや圧迫感を

生じる状態(痛みの持続時間は数分から15 分前後)が狭心症。

さらに、動脈硬化が進み何らかの原因で冠動脈内に血栓ができ完全に詰まって心筋に

血液がいかなくなった状態が心筋梗塞。

心筋梗塞は、命にかかわる危険な状態であり、緊急の治療が必要になる。

 

◎歯周病と心疾患・動脈硬化

歯周病原細菌が血液中に入り心臓などに感染を引き起こすことがある。

また、歯周病原細菌などの刺激によって動脈硬化が進行し、

狭心症や心筋梗塞が引き起こされることがある。

高血圧症や脂質異常症などの人は歯周病のケアをし

予防に努めリスクを軽減する(口腔内を清潔に保つ)ことが重要である。

 

三芳町  ユナイトみよし歯科

歯科衛生士:H.K

 

 

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