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  お口のおはなし第69話 歯肉退縮①歯ぐきが下がっているとは?

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お口のおはなし第69話 歯肉退縮①歯ぐきが下がっているとは?

お口のおはなし

お口のおはなし第69話

 

歯肉退縮について①

歯ぐきが下がっているとは?

 

歯科医師、歯科衛生士に「歯ぐきが下がっていますね。」

と言われたことは、ありませんか?

「このままどんどん歯ぐきがやせたら、どうなるんだろう?」

「歯ぐきが下がり続けて、歯が抜けてしまわないかしら?」

などと悩んでいませんか?

今回は、歯ぐきが下がっているとは、どういうことなのか、

おはなし致します。

 

歯ぐきが下がって歯の根っこが見えてしまった状態

つまり、歯ぐきのふちの部分が歯のセメント質とエナメル質の境よりも

歯の根っこ側に移動して、歯の根っこの表面が出てしまった状態を

歯肉退縮といいます。

では、歯ぐきは、どうして下がるのでしょうか?

歯ぐきに異常がなくても加齢とともに歯ぐきは、下がります。

また、もともと骨や歯ぐきが薄いと歯ぐきは、下がりやすいです。

例えば、下の前歯は、歯ぐきが下がりやすい部位です。

 

歯ぐきがやせたと自覚されたときには、

歯ぐきの下の骨が減っています。

骨の減り方には、

もともと骨がなかった=骨欠損

あった骨が減ってしまった=骨吸収

の二つがあります。

 

もともと骨がなかった=骨欠損

①小さい顎に大きい歯が並んでるという顎と歯の大きさのアンバランス

②顎の骨から歯がはみ出している歯の位置の異常

③歯の傾斜がきつい 歯の傾斜異常

このような場合は、歯の根っこの一部が骨から露出して

骨に覆われては、いません。

 

あった骨が減ってしまった=骨吸収

①歯周病

②摩耗症→強い力での歯磨きで歯と歯ぐきにダメージが与えられ続けると

歯が削れてしまい歯ぐきが下がります

③アブフラクション→強い噛む力が歯の根元にかかると

歯の根元がはじけ飛んでしまい、

歯の根元がくさび状に欠けた状態になります

④歯列矯正による歯の移動

このような原因であった骨が減ってしまいます。

 

骨は、一度できたら、ずっと一生同じままでは、ありません。

常に新しい骨に入れ替わります。

古い骨は、壊されて(骨吸収)新しい骨が作られる(骨形成)

この骨のリモデリングを続けているのです。

骨を壊す「破骨細胞」が骨を減らした分だけ「骨芽細胞」が骨を作るという

骨吸収と骨形成のバランスが取れた状態が正常な骨のリモデリングです。

ところが歯周病になって歯の周りの組織に炎症が起きると

マクロファージやリンパ球から「骨を壊せ」という指令が

どんどん破骨細胞に送られます。

破骨細胞は、どんどん骨を破壊します。

その骨を壊すスピードに骨芽細胞が骨を作るのに追いつけず、

骨は、減っていってしまいます。

歯周病によって骨吸収が起こっても、炎症によって歯ぐきが腫れていると

歯ぐきは、下がりません。

歯科医師歯科衛生士による歯周病の治療によって

歯ぐきの炎症が治まると歯ぐきの腫れがなくなり、

歯ぐきを支える歯槽骨の高さまで歯ぐきは、下がります。

 

あなたの歯ぐきが下がってしまったのは、どうしてでしょうか?

原因を知って予防しませんか?

ご心配な方は、ぜひ当院の歯科医師、歯科衛生士にご相談ください。

歯ぐきが下がってしまうことは、

実は、一生懸命に歯磨きを頑張っている方に多く見られます。

真面目に一生懸命に磨くので、力が入りすぎてしまっている場合が多いのです。

歯科医院で定期的に歯磨きの仕方について

指導を受けることをお勧めいたします。

次回は、歯肉退縮の予防についておはなし致します。

 

埼玉県入間郡三芳町 ユナイトみよし歯科

歯科衛生士 Y.O

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