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  お口のおはなし  第75話  口腔育成⑩お口の機能を育ていきませんか?

お知らせ

お口のおはなし 第75話 口腔育成⑩お口の機能を育ていきませんか?

お口のおはなし

今回は離乳食についてお話していきたいと思います!離乳食の正しい開始時期とはいつ頃なのでしょうか?

それではここで問題です!

いつから離乳食を開始するとよいのでしょうか?

  • 5か月
  • 6か月
  • 支えなく自分1人で座れるようになったら

 

 そもそも、離乳食の目的は食べさせることではなく、食事学(甘い物以外の味を覚えるため)や予防医療の土台形成であり、口腔機能を獲得する機会なのです。

ここでは固形物を食べられる口づくりが大切になってきます。

固形物を飲み込むには体幹の安定が必要です。

食事の時の体幹の安定とは、自分で座れるかどうかなので、誤嚥を防ぐためには自分で座ることができることが大切です。

自分で座れる前では、腸の消化機能が未熟で、食べた物が完全に消化・吸収されるとは限りません。

未消化のタンパク質によりアレルギー反応を起こすとも考えられています。

 

そう。正解は、「③支えなく自分1人で座れるようになったら」です!!

 

離乳食は、自分で座れるようになったら、食べ物に興味やよだれが出てきたら始めましょう。

食べさせる時に大切なことがあります。

それは姿勢です。

基本的には手づかみ食べ足の裏をしっかり床につけた状態で食べさせるようにしましょう。

足裏をしっかりつけることで、よく噛んで、しっかり飲むこむことができます。

床に座ってご飯を食べる時は、正座もしくは足を伸ばしてご飯を食べましょう。

美味しく食べた後にはやっぱり歯磨き🦷🪥✨

離乳食を始めたら、お口のケアも必要になると思われると思います。

最初は食事と一緒に歯ブラシを置いておくなどして、歯ブラシに慣れ、くわえるだけでも大丈夫です。

不安に思われるかもしれませんが、口の中はとても敏感な器官です。

突然、よくわからない物体が口の中を動き回ると違和感があり、嫌がります。しばらくの間は、歯ブラシに慣れることで歯磨き嫌いな子にならないようにすることが重要です。

歯ブラシを口に入れてご家族の方々の歯磨きの真似っこができたら大いに褒めてあげましょう!

 

離乳食、歯ブラシ練習は、どちらも危険を伴う行為なので、ご家族の皆さんで決して目を離さないようにしてくださいね

美味しく食べて、楽しく歯磨き🦷🪥✨習慣にしていきたいですね😁

分からないことなど気軽にご相談くださいね😊

 

ユナイトみよし歯科

歯科衛生士  Y.S

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