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  お口のおはなし 第89話 むし歯予防にフッ素洗口を使ってみませんか?

お知らせ

お口のおはなし 第89話 むし歯予防にフッ素洗口を使ってみませんか?

お口のおはなし

 

むし歯予防で『フッ素』ってよく聞きますよね。歯科医院でのフッ素塗布はもちろん、ご家庭で使用している市販の歯磨き粉にもほとんどフッ素が入っています。当院ではこれらに加え、ご家庭での『フッ素洗口液』の使用も推奨しています。

  

そもそもフッ素とはどんな効果があるのでしょうか?

 

《フッ素の効果》

①歯質強化

  歯の表面を酸に溶けにくくします

②再石灰化の促進

  歯から溶け出したカルシウムやリンを歯に戻す「再石灰化」を促進し、歯を修復します

③酸の産生を抑制 

  むし歯の原因菌の動きを弱め、菌が作る酸の量を抑えます

 

《フッ素洗口》

当院で取り扱っているのは『オラブリスフッ素洗口』です。無味・無臭で、低コスト!準備も簡単で小さなお子様でも使用できます!

 

 

《フッ素洗口の効果》

生えたての歯から永久歯列完成まで使用すると、予防効果60%以上

成人〜60.70.80代の歯に使用すると、予防効果30%以上

 

《使用方法》

①歯をみがき汚れを落とします

②フッ素洗口液を口に含み俯いて約30秒間ブクブクうがいをします

③液を吐き出します

 

・1日1回、寝る前の使用が効果的です

・洗口後30分は飲食を控えて下さい

・計量部側のキャップを外し、ボトル中央の凹んだ部分を押すと簡単に計量できます

・未就学児ml   学童以上7〜10ml

《保存方法》

・冷蔵庫で保管して下さい

・溶解後の保管期限は40日とされています

・小さなお子さんの手の届かない所に保管して下さい

《注意事項》

小児の洗口は保護者の方が見てあげて下さい

洗口液は1回で口に含むようにし、コップに残った液は捨てて下さい

誤って飲んで、嘔吐・腹痛・下痢などの症状を起こした場合は、牛乳やカルシウム剤を応急的に飲ませ、医師の診断を受けて下さい

溶かす水は水道水をご利用ください

アルカリ水、硬度の高いミネラルウォーターは使用しないでください

 

250ppm450ppm2種類ありますが、450ppmの方がよりフッ素の濃度が高いのでむし歯予防効果もより高まります。

 

用意するボトルと粉は一緒ですが

使用する濃度や年齢に合わせた1回分の量によって、ボトルに入れる水の量や使い切る日数が異なります。

 

 


 

フッ素洗口は数日の使用では効果がありません。長期間(最低でも23年)使用しましょう

 

あくまでも予防の1つですので、フッ素洗口だけではなく、歯科医院での定期検診やご家庭での歯磨き、甘い物などの飲食習慣の見直しもお願い致します。

 

詳しいやり方や分からないことなどはスタッフが対応しますのでぜひお声掛けください!

 

お知らせ

今まで歯科衛生士のみで更新してきたお口のおはなしですが、来年からは当院で働くスタッフ全員でブログの更新を行っていくことになりました歯科衛生士だけではなく歯科助手やコンサル(トリートメントコーディネーター)など、今までとはまた違った視点で患者様にお伝えできることもあると思いますので、更新を楽しみにしていて下さい!!

 

ユナイトみよし歯科 歯科衛生士 Y.K

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