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  お口のおはなし 第26話 金属アレルギーについて

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お口のおはなし 第26話 金属アレルギーについて

お口のおはなし

 お口のおはなし 第26話 金属アレルギーについて

 

虫歯治療で使われる銀歯や詰め物など、金属を口の中に入れることで

顔・全身にアレルギー症状を発症することがあります。

アレルギーの原因物質は血液の循環によって全身に回ることから、

さまざまな部位に症状が出るのが特徴です。

例えば、口内炎や歯肉炎、舌炎など口腔内の症状だけでなく、

口の周りや背中、手や足など、全身の皮膚に湿疹などの炎症が現れることもあります。

人によっては、

「なかなか治らない背中の湿疹が、実は歯科金属アレルギーだったということが判明。

対象の金属を除去したら、完治につながった」

というケースもあります。

また、口の中に金属を入れて数年後に突然発症することもあるため、注意が必要です。

 

原因

口の中に入れている銀歯や詰め物などの金属が原因となり、

アレルギー反応が生じることがあります。

とはいえ、金属そのものが直接的にアレルギーを引き起こしているのではなく、

金属から溶け出した金属イオンが体内に吸収されることがきっかけで起きてしまいます。

また、アレルギーの原因となる金属は、

現在も銀歯などに使用されているバラジウム合金が多いといわれていますが、

人によって異なるため、検査が必要です。

なお、何らかの要因が重なり、突然アレルギー反応が出てくることもあります。

よく見られるケースは、「口内炎が頻繁にできてしまう」、「舌がピリッと痛い」

といった口内炎や舌炎など、口腔内の炎症が生じること。

そのほか、唇が赤く腫れ、ただれてしまう口唇炎や口角炎など

、口の周りや顔面に症状が現れることも少なくありません。

また、全身のさまざまな部位の皮膚にアトピー性皮膚炎のような発疹ができたり、

手のひらや足の裏に水膨れが生じたりするケースもあります。

場合によっては、頭痛やめまい、慢性的な肩凝り、脱毛などにつながることもある。

なお、大きく5種類に分類され、

「アナフィラキシーショック」と「組織障害性反応」、「免疫複合体反応」、

「細胞性免疫反応」、「抗レセプター型アレルギー」があります。

 

検査・診断

アレルギーの有無や原因となっている金属を特定する必要があります。

そのために、金属アレルギーのパッチテストを行います。

また、皮膚への悪影響が考えられるなど、何らかの理由でパッチテストが難しい場合、

血液検査を代用することもあります。

パッチテストや血液検査で陽性反応が確認できたら、

今後は口腔内で原因となっている金属を特定するための検査を進めていきます。

 

治療

 

アレルギー反応の原因となっている金属や、

それが使われている銀歯や詰め物などが特定できたら、

まずは口の中から原因物質を完全に取り除くことから始めていきます。

その上で仮の歯や詰め物を入れ、口腔内や全身に出ていた症状が改善するかを観察していく。

完治までに数カ月など時間がかかることも少なくないことから、

定期的な通院が必要となるのが特徴です。

症状の改善が確認できたら、仮の歯や詰め物を除去し、

安全な素材を慎重に選んだ上で修復していきます。

 

予防

 

アレルギーを引き起こしていた金属を取り除いたとしても、

すぐに症状が落ち着くわけではありません。

完治までに数ヵ月ほどの時間がかかるため、

歯科医院での定期的な検診が必要となります。

また、再発防止に向けて、アレルギー反応を引き起こす金属に触れないようにするなど、

日頃から注意しなければいけません。

 

金属を使わない歯科治療法

1. コンポジットレジン

保険診療でできるプラスチックの白い詰め物です。

前歯や奥歯の小さい虫歯治療に使うことができます。

処置が早く終わるなど多くのメリットがある反面、強度はさほど強くなく、

経年劣化により変色するなどのデメリットもあります。

2. レジンコア

歯の神経が無くなると非常にもろくなるために

、割れないように土台で補強する必要があります。

ただし残っている歯が少ない出来ない場合もあります。

3. ファイバーコア

レジンコアにグラスファイバーの芯を加えた土台で、

強度が増し、歯が割れにくくなります。

4.オールセラミック,e-max

金属を使わずにセラミックだけで治療する方法です。

詰め物、被せもの、ブリッジなど現在はセラミック治療の開発が進み

ほとんどの治療がセラミックで行うことが出来るようになりました。

天然の歯よりも硬い強度で、自然の歯に近い光沢と白さを持ち、

審美的に美しい仕上がりになり、経年劣化がないなどのメリットがある一方で

保険外診療となり価格が高いのがネックとなります。

近年では人工ダイアモンドである「ジルコニア」

を使用した高い強度を持ったオールセラミックが注目されています。

5.ノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャー

部分入れ歯に金属のバネを使わない入れ歯です。

見た目にもきれいで入れ歯が入ってる様には見えません。

また、弾性と強度があるので、壊れにくいといった特徴もありますが保険外診療となります。

古い金属は外れることもありますので、気になることがある方はご相談下さい!

 

歯科衛生士    Y.S

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