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お口のおはなし　第２８話　歯石って何？

歯石って何？

ってみなさん思ったことはありませんか？

実は歯石自体に細菌がいてお口に悪さするわけではないんです。

じゃあ何で歯石を除去するんだろう。取る意味はあるのかな？

と思われた方も多いでしょう。

今日は歯石についてちょっと詳しく書いていこうと思います。

そもそも歯石って？

細菌の塊である歯垢（柔らかい汚れ）は、歯ブラシが十分に当てられず、

歯に付いたまま放置されると、唾液に含まれている成分であるリン酸や

カルシウムが沈着して石のようになります。

この歯垢が石灰化（硬くなる）したものが歯石です。

人それぞれではありますが、歯垢が歯石へと変化するまでには約2週間

かかると言われています。

さらに歯石は「歯肉縁上歯石」と「歯肉縁下歯石」の2種類に分けられます。

歯肉縁上歯石は歯茎より上にある白色あるいは黄色の歯石を指します。

歯肉縁下歯石は、歯と歯茎の間の溝（歯周ポケット）に面した歯根面に付着

した黒褐色の歯石を指します。

歯石がついてることへのデメリット

歯石の表面はデコボコとしており、細菌がとても住みつきやすい状況になって

いるんです。

そのため、歯石が蓄積した状態を放置していると、その上に歯垢がたまりやすく

なります。

実はこの歯石に付着した歯垢にたくさん細菌がいるのです。

この細菌によって歯周病、口臭などのトラブルを引き起こす恐れがあるんです。

そのため、歯石は歯科医院で定期的に除去してもらう必要があるんですね。

最後に

いかがでしたか？

まだまだ書き足りないところではありますが、柔らかい汚れの歯垢はご自宅の

歯ブラシ、フロス、歯間ブラシで取ることができますが、硬くなってしまった歯石

は歯医者さんで使用する専用の器具でしか除去できません。

お家でできるお口のケアを十分にして歯医者さんに褒められるお口へステップアップ

しましょう！