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  お口のおはなし 第34話 歯周病編(7)「歯周病と誤嚥性肺炎の関係」

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お口のおはなし 第34話 歯周病編(7)「歯周病と誤嚥性肺炎の関係」

お口のおはなし

お口のおはなし 第34話 歯周病編(7)

 「歯周病と誤嚥性肺炎の関係」

●「誤嚥性肺炎」とは?
食物や水分、そして口腔咽頭分泌物、逆流した胃液などを誤って
下部気道に吸引することを「誤嚥」といいます。
そして、誤嚥を原因として生じた肺炎を「誤嚥性肺炎」といいます。
これは、口腔内などから肺内に入り込んだ異物や細菌などにより、
肺が感染や炎症をきたした状態です。
●歯周病原細菌が誤嚥性肺炎の発症にかかわるメカニズム
①口腔内の種々の物質(歯周病原細菌を代表とする口腔細菌が多く含まれる)
を気管内へと誤って吸引する
②睡眠中などには、無意識に口腔細菌を含む唾液などが気管へと流れるが、
咳反射や気管の繊毛上皮の働きが低下すると、それらは正常に排出されない
③気管や気管支まで入り込んだ異物(細菌、唾液、剥離した上皮細胞、食物など)は、
粘膜部で炎症を引き起こす
※嚥下反射や咳反射が低下している要介護者や高齢者では、
口腔内容物が誤って下部気道に侵入する「誤嚥」が起こりやすく、
身体の抵抗力が低下していることがあります。
さらに、身体能力の低下や障害のために、自身で口腔内を清潔に保てない方もいます。
口腔内のプラークを構成する細菌には歯周病原細菌も含まれ、
これら口腔内の細菌が混ざった唾液などが肺に入り込むことで、
「誤嚥性肺炎」が起こるリスクが高くなります。
●歯周病が「誤嚥性肺炎」に影響を与える原因
歯周病の発症および進行の原因となるプラークを構成する細菌は、
誤嚥性肺炎に影響を与えるといえます。
誤嚥性肺炎の原因菌は「肺炎球菌」である頻度がもっとも多いものの、
口腔常在菌も原因菌となりえます。
また、複数の菌種による感染のケースや嫌気性菌が原因となるケースもあり、
口腔内のデンタルプラークとの関連が示されています。
ただ、現在のところ「歯周病自体が誤嚥性肺炎の原因となる」というためには
さらなる研究を重ねる必要があります。
現在のところは、”歯周病”自体というよりは、歯周病を発症させ、
進行させるような”不衛生な口腔内の状態”が誤嚥性肺炎に影響を与える
といったほうが適切だと思われます。
★口腔内を清潔に保つことが誤嚥性肺炎の予防に大切ですね!
埼玉県入間郡三芳町藤久保855-403
   ユナイトみよし歯科
       歯科衛生士 H.K
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