当院では、月に2回矯正の専門医がきて矯正治療を行っています。お子さまだけではなく大人の方も矯正治療に通われています。
矯正治療では歯並びを治すために装置をつけたりしますが、装置の周りは汚れが非常に残りやすく、歯みがきがしっかりできていないとむし歯や歯肉炎、歯周病になりやすくなります。
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そこで、今回は矯正装置をつけている場合の歯みがきの仕方についてお話ししようと思います。
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①食べたらみがこう
②鏡を見ながらみがこう
③タフトブラシや歯間ブラシ、フロス等も使おう
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「タフトブラシ」という言葉、聞いたことありますか?
タフトブラシとは、こんな形の毛束が1つついた歯ブラシのことをいいます。
タフトブラシは歯ブラシでは磨きづらいところの汚れを取ることができます。
ワイヤーの所から軽く押し込むようにして、あまり力をかけず、弱い力で時間をかけて磨くようにしましょう!
また、タフトブラシは矯正装置の周りだけではなく、親知らずや歯並びの悪いところ、生え変わりで凸凹しているところ、子どもの仕上げ磨き用など、様々な使い方ができます。
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歯と歯の間や、ワイヤーと歯の隙間にもフロスや歯間ブラシを通して、細かい部分の汚れをしっかり落としましょう。特にワイヤーの下は見逃しがちです。歯ブラシの毛先も当たりにくいので、歯垢だけではなく着色汚れもつきやすくなります。歯間ブラシにも清掃剤(研磨剤)が含まれた歯磨き粉をつけてみがいてみてください。
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矯正装置がついていることで今までよりも歯磨きの時間が長くなると思いますが、むし歯や歯肉炎、歯周病を予防する為にも日々のセルフケアはしっかりやりましょう!
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当院では定期検診の際に歯みがきの仕方もチェックしています。お口の中を赤く染めて磨き残しを可視化し、歯ブラシの当て方を確認します。磨いているつもりでも実は磨けていないことは多いです。定期検診の際に矯正装置の周りもチェックしてもらい、歯みがきの仕方を指導してもらいましょう!
ユナイトみよし歯科 歯科衛生士 Y.K