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  お口のお話|3月号vol.2下あごの内側にできるコブ「骨隆起」について/むし歯になりやすい「食べ方」とは

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お口のお話|3月号vol.2下あごの内側にできるコブ「骨隆起」について/むし歯になりやすい「食べ方」とは

お口のおはなし

少しずつ春の気配を感じる季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今回は、お口の中にできる「骨隆起」とむし歯予防に関わる「食べかた」についてご紹介します。

下あごの内側にできるコブ「骨隆起」について

「下あごの内側に硬いコブのようなものができた」「痛みはないけれど悪いものではないか心配」というご相談をいただくことがあります。こうした場合、多くは「骨隆起(こつりゅうき)」と呼ばれるものです。

一般的に、コブに痛みがなく、普段の咀嚼や会話などに支障がない場合には、そのまま経過をみることが多いとされています。

骨隆起とは?

骨隆起のある女性の口腔内

骨隆起とは、あごの骨の一部がコブのように盛り上がった状態をいいます。下の歯の内側の歯ぐき部分や、上あごの天井部分にみられることが多く、稀に上下の奥歯の外側の歯ぐき部分にできることもあります。

骨隆起の内部構造を観察すると、盛り上がった部分は骨の変形であることがわかっています。骨隆起は、日常的に歯からあごの骨に伝わる過剰な力が集中することで、その部分の骨の形態が変化して生じると考えられています。これは、過剰な力の集中によって起こる骨の破壊を避けるため、その部分の骨を過剰に発達させた結果と考えられています。

骨隆起の発生原因については諸説あります。下あごの骨隆起を生じる原因の一つとして、「胎生期におけるメッケル軟骨と呼ばれる軟骨の特異な屈曲によるもの」とする事例も報告されています。

骨隆起がよく見られる人とは?

日ごろから強い力が歯からあごの骨へ伝わる原因として、「食いしばり(噛みしめ)」や「歯ぎしり」などの癖が挙げられます。

食いしばりは、睡眠中や日中何かに集中しているときなどに、無意識のうちに歯を強く噛んでしまう癖のことです。また歯ぎしりは、上下の歯を強く噛んだ状態で前後左右に歯を滑らせ、こすり合わせる動きをいいます。

こうした習慣は歯に大きな負担をかけるため、歯の摩耗(歯が削れる)などにつながる可能性があります。

骨隆起への対応

歯科医が説明しているところ

骨隆起に痛みや炎症がなく、普段の咀嚼や会話などに支障がない場合は、治療を行わず経過観察となることが多いです。

しかし、
・硬い食べ物を噛んだときにコブに痛みが出る
・口内炎の原因になっている
・発音に影響が出ている

といった症状がある場合には、手術で盛り上がった骨を取り除くことがあります。また、歯科治療、とくに入れ歯の維持や安定に支障をきたす場合も、手術による切除の対象となることがあります。

気になる症状がある場合は、歯科医院での相談をおすすめします。

歯科衛生士 S.M

むし歯ができるのは甘いものの「量」ではなく「食べかた」

「むし歯ができるのは甘いものをたくさん食べているから」と思われがちですが、実は「量」よりも「食べかた」が大きく関係しています。

甘いものを控えているつもりでもむし歯ができてしまう方は、もしかすると甘いものの食べ方に原因があるのかもしれません。

飲食後、お口の中では細菌の生み出す酸や飲食物の酸によって、歯の成分が溶け出します(脱灰)。その後、時間をかけて唾液が歯の成分を戻していく働きがあります(再石灰化)。しかし、溶かす力が戻す力を上回る状態が長期間続くと、むし歯へと進行してしまいます。

このとき問題となるのは、甘いものの「量」よりも、食べる「頻度」や「時間」です。お口の中に甘いものが長く存在していると、唾液が歯を修復する時間が十分に取れなくなります。

例えば、飴を長時間舐め続けたり、ドリンクをダラダラ飲んだりする習慣は、むし歯のリスクを高めてしまいます。野菜ジュースやスポーツドリンクなど、健康的なイメージの飲み物にも意外と砂糖が含まれているため注意が必要です。

歯ブラシだけでは落としきれない汚れ

歯みがきについて、「歯ブラシだけで十分」と思っている方も多いかもしれません。しかし実は、歯ブラシだけではすべての汚れを落としきることはできません。

歯ぐきの溝の中はプラーク(細菌のかたまり)が溜まりやすい場所で、このプラークが歯周病の原因になります。この部分を歯ブラシで一生懸命みがいている方も多いのではないでしょうか。

ですが、歯ブラシだけでは溝の中のプラークを完全に取り除くことは難しいとされています。さらに、無理にブラシの毛先を歯ぐきの溝に入れてみがき続けると、歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。また、むし歯になりやすい歯の根の部分が露出してしまう可能性もあります。

歯ぐきを傷つけずにプラークを取り除く正しいみがき方は、歯科医院で指導を受けることが大切です。歯ぐきの深い溝や歯周ポケットの中の清掃も、ぜひお任せください。

また、歯と歯のあいだの清掃にはデンタルフロスや歯間ブラシの使用がおすすめです。さらに、むし歯予防のためにはフッ素配合の歯みがき剤を取り入れることも効果的です。

毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスを組み合わせて、お口の健康を守っていきましょう。

歯科助手 M.N

歯科衛生士 S.M / 歯科助手 M.N

小児歯科・予防歯科
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入間郡三芳町 ユナイトみよし歯科

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