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  第15話 味ってどうしてわかるの?

お知らせ

第15話 味ってどうしてわかるの?

お口のおはなし

味覚とは

甘味、酸味、塩味、苦味、旨味の5つが基本味に位置づけられます。
人を含めて、動物は、味覚系を用いて食物の栄養性(糖やアミノ酸濃度)、
毒性、腐敗性及び塩濃度を評価しています。
苦いものは、毒性があるとか、酸っぱいものは腐っているというように
食べる(食べられる)ものを選択してきました。
舌表面には舌乳頭が存在します。
舌の前方に散在する「茸状乳頭」
舌の後方側面にある「葉状乳頭」
舌後方中央部は「有郭乳頭」があります。
この乳頭に味覚を感知するセンサーである「味蕾」が存在します。

味を感じるしくみ

口腔内に取り込まれた食物は主として舌上に存在する約50~100個の細胞からなる味蕾の

受容体において感知され、味蕾の味孔にある味覚受容体を通して味覚神経へ伝達されます。
その後、脳の延髄から視床などを通って脳内に伝わり大脳へ達し、味として感じます。

味覚と嗅覚との関連

風邪をひいたりして、鼻がつまると味覚を感じにくくなる事がありますが、

これは味覚と嗅覚が密接な関係にあるからです。

口と鼻から味と匂いの情報が脳に送られ、1つに統合されることによって

風味を味わうことができるので、嗅覚が低下しているときは、味覚障害が起きやすくなります。

ユナイトみよし歯科

歯科衛生士 : M . S

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