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お口のおはなし第1話 むし歯編

お口のおはなし

(1) むし歯とは、どんな病気なの?

 

私たちの口の中には、常にたくさんの微生物がいる。
そのひとつに「ストレプトコッカス・ミュータンス」という細菌がいる。
これは砂糖が大好きな菌。
この菌が排泄する「デキストラン」という多糖類がやっかい。
粘着性が非常に強く、水にも溶けにくい。
歯にくっついて離れない。
うがいをしても簡単にはとれない。
放っておくと、砂糖を栄養源として、どんどん繁殖し、
ほかの微生物もふくめたプラーク(歯垢)ができる。
そして、微生物が出す乳酸などの酸が、歯の表面のエナメル質を徐々に溶かし、
ついには歯に穴を開けてしまう。
これが、むし歯。

 

(2) プラーク(歯垢)とは?

 

歯の表面を爪やつまようじでこすると白いものがとれる。
これがプラークで、生きているばい菌とその排泄物のかたまり。
わずか1ミリグラムの中に、およそ2億の微生物がいるといわれている。
人間の口の中は、温度、湿度、栄養のすべてがそろっており、
まさに微生物にとって最高級のマンション。
ただ、口の中にいる微生物は多種多様で、無害のものもある。
すべてがむし歯や歯肉炎の原因になるわけではない。

むし歯は一夜でできるのではなく、半年から一年、あるいはそれ以上の時間をかけて
目に見える状態に進行していく。
ステファンの 実験によれば、むし歯がたくさんある人の歯の表面は、
むし歯のない人に比べて酸性になっているという。
酸性度を示す尺度、pH(ペーハー)の値が5.5以下の酸性になると、
エナメル質の脱灰が進み、むし歯が進行する。

 

(3) むし歯ができやすい部位は?

 

むし歯ができやすい部位は、まず臼歯(奥歯)の噛み合わせる面(シワシワの溝ができている面)。
歯と歯が隣り合う面もむし歯になりやすい。

口を開けて呼吸をしている人の場合は、前歯のむし歯が非常に多い。
カレーライスを食べたあと、そのお皿を洗わないで放っておくと、
カレー粉やごはん粒がカチンカチンに固まって少々こすっても、簡単には とれず、ザラザラ。
口で呼吸している人の前歯もそれと同じ状態になる。
歯の表面がガサガサになって、プラークがとれにくくなってしまい、むし歯になってしまう。

一度、むし歯を治療して、金属で詰めたり、かぶせた部分も要注意。
金属と歯の段差に、いつもプラークができて、むし歯になることがある。
歯と金属のつなぎ目も、ていねいにみがきましょう。

( 歯科衛生士 : K )

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