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お口のおはなし 第24話 お口の健康とフッ化物(3)

お口のおはなし

 (3)お口の健康とフッ化物
フッ素の利用方法は、三つあります。フッ化物洗口、フッ素塗布、フッ素入り歯磨剤を使った歯磨きです。

①フッ化物洗口ってなあに?
前回をご参照下さい。

②フッ素塗布ってなあに?

フッ化物歯面塗布は、萌出後の歯に直接フッ化物溶液を作用させる方法です。
歯科医師と歯科衛生士(国家資格保持者)だけが行うことができるフッ化物局所応用法です。
フッ化物の応用方法にはいろいろな方法がありますが、フッ化物歯面塗布は歯科臨床的応用法としては、唯一の方法です。
幼児や小児期のむし歯予防方法として歯科医院や保健所で行われています。
日本では、他のフッ化物応用の普及が遅れているので、歯科でフッ素といえば、このフッ化物歯面塗布と思う方も多くいらっしゃるでしょう.

 

1.フッ素塗布の時期と回数

フッ化物塗布は、歯の萌出期、交換期を通じて、萌出間もない歯に行うの

が効果的です。
萌出直後の歯の表面のエナメル質は、むし歯にかかりやすいですが、エナメル質にフッ化物が取り込まれやすいのです。
乳歯は、生後半年ころに下顎の乳前歯が生えてきて、3歳には乳臼歯も含め全ての歯が生えそろいます。永久歯は、成長の早い子では4歳から多くは5、6歳に最も大切な第一大臼歯が生えてきます。

第三大臼歯(親しらず)を除けば、最も遅く生える第二大臼歯は中学生で生え始め、2、3年かけて生えそろいます。
様々な研究結果から、0~15歳まで、定期的に年2回以上の塗布を続ける必要があると言われています。
乳幼児に定期的に継続して実施した場合、むし歯を半分に減少させたとの報告があります。
また、永久歯に対する予防効果については、20~30%の報告が多いようです。

2.フッ素塗布の濃度と量

リン酸酸性フッ化ナトリウムとフッ化ナトリウムが主な配合フッ化物で、ゲル(ジェル)と溶液、フォーム(泡)があります。
配合濃度は、フッ化ナトリウムとして2%(フッ化物イオン濃度として9,000ppm)です。
使用するフッ化物のフッ化物濃度が9,000ppmと、とても高いので、高い虫歯予防効果が期待できます。
安全にも十分に配慮して、一度に一人の子どもに対して、一人の歯科医師または、歯科衛生士(歯科の国家資格者)が歯科医療機関で、処置を行います。

小児に応用する場合、1回の塗布に使用する薬剤の量は、2g(2ml)以内です。
薬剤2g(2ml)中に含まれるフッ化物の量は、
2g=2000mg
9000ppm=0.9%2000mg×0.009=18mgです。

急性中毒量 NaF 4mg/kg (Fだと2mg/kg)
1%は10,000ppm
ppmは「mg/l」

たとえば体重10kg、20kg、30kgの場合

10kg×4mg/kg=40mg
20kg×4mg/kg=80mg
30kg×4mg/kg =120mg

急性中毒量は、
10kg→40mg
20kg→80mg
30kg→120mg
です。

また、1回の塗布後の口腔内残留フッ化物量は、1~3mgです。
つまり、この量のフッ素塗布1回では、急性中毒の心配は、ありません。

3.フッ素塗布の方法

保護者の同意を得る

歯垢の染めだし、歯磨き指導

歯面清掃

歯面乾燥、防湿

フッ素歯面塗布
フッ素溶液、ゲル、フォームを
歯ブラシ、綿球、歯形のトレーを用いて歯面に塗布する

三分間薬剤を浸透させる

保護者、本人に歯科保健指導

フッ素塗布後、30分は、
うがい、飲食禁止
歯磨き指導、おやつ飲み物指導、
定期的なフッ素塗布をすすめる

当院では、3ヶ月毎の定期的なフッ素塗布をおすすめしております。

ご不明な点、ご質問は、スタッフにお尋ね下さいませ。

埼玉県三芳町ユナイトみよし歯科
歯科衛生士 Y.O

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