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  お口のおはなし 第44話 マスクの下は、お口ポカンと開いていませんか?

お知らせ

お口のおはなし 第44話 マスクの下は、お口ポカンと開いていませんか?

お口のおはなし

お口のおはなし 第44話

マスクの下は、お口ポカンと開いていませんか?

 

最近、定期検診にいらっしゃる患者さんのお口を拝見すると

今までよりもステイン、着色

(コーヒー、お茶、タバコ、その他お口にするものによる色汚れ)が、

着いている方が、多くいらっしゃいます。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、在宅時間が増えて、

お茶やコーヒーなどを飲む機会が、増えた

という方もいらっしゃいます。

しかし、それよりもマスク生活で

マスクの下は、お口がポカンと開いている方が、増えています。

お口がポカンと開いている、口呼吸になり、お口が乾燥して、

色が着きやすくなるのです。

 

今回は、お口をポカンと開いている、口呼吸について、お話しします。

 

口呼吸は、さまざまな健康問題につながると言われています。

新型コロナウイルス感染症の拡大で人と会うことや

会話が減っています。

また、ほとんどの時間、マスクを付けて生活しています。

マスクを付けると鼻が苦しくなって、口を開いてしまい、

他の人から、口元が見えないので、

お口の緊張がなく、緩んでしまいます。

そのため、口呼吸が慢性化する危険性があります。

 

人間が呼吸をするのは、鼻か口のどちらかです。

鼻は、においを感じ、呼吸をするはたらきをしています。

また、空気の中のチリやゴミ、ウイルスなどが、

からだのなかに入るのを防いで、

からだに入ってくる空気の湿度や温度を

調節するはたらきもしています。

鼻呼吸は、喉や肺にとって刺激の少ない空気にしてくれるのです。

つまり、鼻呼吸が、人間のからだにとっては、

正しい呼吸といえるのです。

 

口は、話す、食べる、息をするという生命を維持するはたらきや

歌う、表情をつくるという心豊かに生きるためのはたらきなど、

たくさんの役割があります。

口は、大きな役割としては、食事をするための器官なので、

空気を浄化する機能はありません。

口呼吸をしてしまうと、

乾燥した空気が口から直接体内に取り込まれてしまい、

口の中や喉が乾燥します。

また、細菌やウイルスが直接侵入し、

風邪やアレルギーなど、病気にもかかりやすくなります。

 

さらに顔の筋肉が、弱くなってしまい、

口が開きやすくなり、いびきをかきやすくなります。

顔もたるみやすくなって、顔の輪郭が緩み、

しわができるなど、美容にも影響します。

このように口呼吸の弊害はさまざまです。

特に最近は、子どもから大人まで、さまざまな原因で

口呼吸が増えていることが問題となっています。

 

「口呼吸慢性化のセルフチェック」をしてみましょう。

 

①唇が乾いて荒れやすい。朝起きたときに喉がヒリヒリする

→口が開きがちになっていて乾きやすいということ。

 

②舌(ベロ)を上あごに当てて「コン・コン・コン」と音を出せない

→舌の筋肉が衰えているということ。

重力に負けて舌の位置が下がると舌の重みで下あごも下がり、

口が開きやすくなってしまう。

 

③食べるときに音を立てている(いわゆる「クチャラー」状態)

→口呼吸の人は、一方の側でかみ、他方で呼吸をすることになるので

音が出てしまう。

あごの筋肉が偏りがちになる危険性も出てくる。

 

 

では、どうしたら口呼吸を改善できるでしょうか?

あいうべ体操は、口呼吸を鼻呼吸に改善していく

簡単な口の体操です。

 

あいうべ体操は、その名前の通り、あ、い、う、べの

4つの動作を順番にくり返します。

声は、出しても出さなくてもOKです。

(1)「あー」と口を大きく開く

(2)「いー」と口を大きく横に広げる

(3)「うー」と口を強く前に突き出す

(4)「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす

(1)~(4)を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続けます。

お風呂の湯船の中や寝る前など

ご自分の続けやすい時間や場所をみつけられると

良いですね。

 

口呼吸は、世界的にも問題とされています。

あいうべ体操を考案された

今井一彰先生が、

NHKワールド メディカルフロンティアという番組で、

口呼吸についてお話しされたという情報が

当院で連携、利用しているコムネットの

Facebookに掲載されておりました。

許可をいただきましたので、転載します。

 

<NHKワールドでの放映>

2021年2月23日(火) 放送されました。

*放送終了後は1年間、以下のページ内にて

いつでも無料でオンデマンド視聴が可能です。

当日放送を見逃した方でも自由な時間にご覧いただけます。

 

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/medicalfrontiers/

 

 

あいうべ体操で口呼吸を改善しましょう。

マスクの下でも鼻呼吸をするために

  1. マスクをする(感染予防のためにお鼻もしっかり被いましょう)
  2. お口を閉じる
  3. 歯を離す(TCH←かみしめ、くいしばりに気を付けて)
  4. 舌は、上あごにぴったりくっつける
  5. お鼻でスーハー、スーハー、息を吸ったり、はいたりして確認する

 

口呼吸の改善に対して、当院では、様々な取り組みをしております。

また、あいうべ体操のリーフレットをお配りしております。

口呼吸について、ご不明なこと、ご心配なこと、ご質問など、

お気軽に担当医、歯科衛生士にお尋ね下さい。

口呼吸を改善し、お口もからだも健やかにお過ごし下さい。

 

埼玉県三芳町

ユナイトみよし歯科

歯科衛生士 Y.O

 

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