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  お口のおはなし 第45話口腔育成④お口機能を育てていきませんか?

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お口のおはなし 第45話口腔育成④お口機能を育てていきませんか?

お口のおはなし

前回まではお口の周りの筋肉を鍛えるお話をしてきました。
今回はお口の中の筋肉である舌のトレーニングについてお話していきたいと思います。
前にもお話した、何故口腔育成が必要なのか?
という3つの項目の1つにもある『低位舌』を予防する為にも舌のトレーニングは大切です。

さて、突然ですが質問です!
お口の中で、いつも舌はどの位置にありますか!?
この質問を患者さんにすると、「舌の場所?そんなのわからない!」「意識したことがない!」という言葉をよく聞きますが、この機会に舌の居場所について一度考えてみてください。
テレビを観ている時や本を読んでいる時など、リラックスした状態の時の舌のポジションが、みなさんが普段舌をおいている位置です。
今この記事を読んでいるあなた!!今、舌はお口の中のどの位置にありますか? 「上下前歯の裏にくっついてる」「下の前歯の裏側」「上下の前歯で舌を噛んでる」「前歯の表面を舐めている」etc…

上記の中に当てはまる方。。。
それ、本来あるべき舌の位置じゃないんです!!
舌をおく正しい位置のことを”スポット”と呼びますが、舌癖がある方はスポット以外の位置に舌をおく習慣が身につてしまっていることがほとんどです。
ではスポットっていったいどこなの?
ずばり、こちらです!!イラストの黒の矢印が印しているところがスポットです!!


ではこれから実践です!正しい舌の位置においてみましょう!
①このスポットに舌先を当てて(前歯に舌はつけない)舌を持ち上げた状態を保持して下さい。
②そのまま奥歯で咬んで、唇を閉じてください。

どうですか?うまくできましたでしょうか?
初めは違和感があったり舌がすぐに疲れることがありますが、毎日欠かさずトレーニングしていくとすんなり出来るようになりますよ。
テレビのコマーシャルの間や、トイレに入っている間など、”ながらトレーニング”からチャレンジしてみましょう!!

スポットがうまくできた方は、少し『応用編』にチャレンジしてみましょう!!
舌をスポットの位置に置くまでは同じです。その後舌を上顎に吸い付けてみて下さい。

舌を上顎に吸い付けた状態の写真です。


ここで大事なポイントです
①舌が左右対象にまっすぐ吸い上げられていること!!
②歯列の内側に舌が収まっていること!!(歯の咬む面に舌を乗せない)

この状態で奥歯で咬んでお口を閉じましょう!
この応用編ができた方は、次回新たな舌トレーニングに進みますね。
スポットができない方はまずはスポットポジションを習得しましょう。
スポットポジションはできたが応用編ができないという方は、舌を吸い上げる練習を行いましょう!
*舌を上顎に吸い上げて勢いよく離すと『ポンッ』と音が鳴りませんか!?
この要領で舌を上顎に吸い付ける訓練をしてみてください。
毎日のトレーニングが上達の鍵です。
隙間時間やリラックスしている時に、ぜひスポットポジションをトレーニングしましょう!!

 

ユナイトみよし歯科

衛生士 Y.S

 

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