TEL:049-274-5418

診療時間 9:00~18:00

  お口のお話 7月号vol.2 夏に注意!唾液の減少や知覚過敏など「夏の口腔トラブル」とは?

お知らせ

お口のお話 7月号vol.2 夏に注意!唾液の減少や知覚過敏など「夏の口腔トラブル」とは?

お口のおはなし

梅雨が明け、本格的な夏の訪れを感じる季節となりました。暑さが厳しくなるこの時期、体調管理に気を配る方も多いと思いますが、実はお口の中も夏特有のトラブルが起こりやすいことをご存じでしょうか?

今回は、夏に多くみられる口腔内のトラブルとその対策について、歯科衛生士の立場からご紹介いたします。

.

唾液の減少による口臭・虫歯・歯周病リスクの上昇

夏になると、気温の上昇により私たちの身体は大量の汗をかき、体内の水分が奪われやすくなります。その結果、唾液の分泌量も自然と減少してしまうのです。

唾液には、口の中を清潔に保つ洗浄作用や、虫歯菌・歯周病菌の活動を抑える抗菌作用があります。そのため、唾液が減る=お口の防御力が弱くなるということに。口が乾燥しやすくなると、口臭が気になったり、虫歯や歯周病のリスクも高まってしまいます。

特に高齢の方やお子さんは、暑さで水分補給を忘れがちになる傾向があるため、こまめな水分補給を心がけることがとても大切です。

.

冷たい飲食物による「知覚過敏」に注意

夏といえば、氷たっぷりの飲み物やアイスクリームが恋しくなる季節。しかし、こうした冷たい飲食物を頻繁に摂取することで、歯がしみる「知覚過敏」の症状が出る方も増えてきます。

知覚過敏は、歯の表面のエナメル質がすり減ることで、内側の象牙質が露出し、外部の刺激に敏感になることで起こります。もし、冷たいものを口にしたときに「キーン」とした痛みを感じるようであれば、一度歯科医院での診察をおすすめします。

知覚過敏は、専用の歯磨き剤フッ素塗布などのケアで症状の改善が見込めます。

.

食生活の偏りが招く口内炎や歯ぐきの腫れ

歯が腫れて痛みが出ている女性が頬を抑えているところ

暑さで食欲が落ち、「そうめんだけ」「冷たいジュースだけ」など、簡単な食事に偏ってしまいがちなのも夏の特徴です。しかしそのような食生活は、ビタミンやミネラルの不足を招き、口内炎ができたり、歯ぐきが腫れる原因になることも。

歯や歯ぐきの健康維持に特に大切なのが、ビタミンB群・ビタミンC・カルシウムです。暑くて食事が進まないときには、冷製スープに野菜を加えたり、果物、豆腐、納豆、ヨーグルトなどを活用して、少しでもバランスよく栄養を摂る工夫をしてみましょう。

.

夏の口腔ケアは「基本の見直し」と「小さな工夫」がカギ

夏の口腔トラブルを予防するには、まず基本のセルフケアを丁寧に行うことが大切です。

  • 水やお茶をこまめに飲む(※糖分の多い清涼飲料水は虫歯リスクを高めます)

  • 毎日の歯磨きに加えて「うがい」「舌みがき」も取り入れる

  • 栄養バランスのよい食事を心がける

また、「なんとなく口の中がベタつく」「歯がしみる」「歯ぐきが赤い」などの異変に気づいたときは、早めにかかりつけの歯科医院でご相談いただくことをおすすめします。

.

ユナイトみよし歯科は、夏のお口の健康をしっかりサポートします

ユナイトみよし歯科では、小児歯科・予防歯科・インプラント・セラミック治療など、幅広い治療に対応しています。

私たちは、地域の皆さまの毎日の健康づくりに貢献できるよう、季節ごとのお口の変化にも着目したケアのアドバイスを行っています。

「夏になるとお口の調子が気になる」「子どもがアイスをよく食べているけれど大丈夫?」といったお悩みも、お気軽にご相談ください。

今年の夏も、お口の中から健康を守って、快適にお過ごしくださいね。

.

トリートメントコーディネーター Y.T & M.H

小児歯科・予防歯科
インプラント治療
セラミック治療 幅広く対応
入間郡三芳町 ユナイトみよし歯科

PAGE TOP